■ ID | 300 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 浅い水域における水の華抑制手法(シアノバスター)の水環境改善効果 |
■ 著者 | 古里栄一
糾ツ境水理研究所 松宏典 鞄結档tローメータ研究所 田畑隆一郎 鞄結档tローメータ研究所 浅枝隆 埼玉大学大学院理工学研究科 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 井芹寧 西日本技術開発 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第37回日本水環境学会年会、平成15年3月4日 |
■ 抄録・要旨 | 水の華発生要因として、藍藻類の生理生態的特性、特にガス胞による浮遊と水面集積ならびに大群体の形成による補食圧の回避は古くから指摘されている。また、何らかの物理的衝撃によりこれらを無効率化できることも古くから既知である。この原理を利用して、加圧および急減圧を行うことにより、藍藻類のガス胞と群落構造を破壊する処理装置により、藍藻類特有の優先機構を効率よく無効率化するトータルシステムを構築した。
このシステムによる処理直後は、藍藻類の群体構造を破壊したのみであるので、透明度は20cmであったが、その後は沈降により処理10日後には90cm以上にまで増大した。増加した透明度は、水中透過光の増量にもつながり、他の植物プランクトンの増殖や、更に浅い水域における沈水植物群落の復活の期待される。 |
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